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あにょりもっも

気まぐれ旅行記みたいなものを目指したなにか

【乗船記】太平洋フェリー「いしかり」名古屋~苫小牧1330kmの船旅⑫ 苫小牧到着

長かった船旅もいよいよフィナーレです。

こんなに長く乗っていると、降りるのが名残惜しくなりますね。最初のほうはあんなに嫌そうな顔してたのにな。

うっすらと、北海道の山々が見えてきました。

 

函館沖~苫小牧沖まで真っ直ぐ進む間、陸から距離が離れるので携帯電話の電波が届かなくなります。でも、ここ以外は千葉県沖からほぼずっと電波状況は良好でした。docomoすげぇ。

 

正面に見える特徴的な形の山は、樽前山ですねー。

一番最初に見えた北海道の建物は、日本製紙白老工場でした。

波が穏やかで、航跡が綺麗です。昨日からこうだったら良かったのに…

雄大な景色の中で煙を上げる製紙工場

樽前山は頂上の溶岩ドームがチャームポイントの活火山です。北海道の空と海の玄関口をすぐ近くで見守るこの山がもし噴火したら北海道は大変ですね。

苫小牧の街が見えてきました。

苫小牧入港前に、苫小牧から出港して八戸に向かう川崎近海汽船シルバーフェリー「シルバーエイト」とすれ違いました。ファンネルにKの文字が入った川崎近海汽船の貨物船はこの航海中何度か出会いましたが、この会社は苫小牧~八戸でフェリーも運航しています。来年6月に室蘭~宮古の新航路が開設される予定だったりします。

苫小牧が近付くと、船は減速します。

苫小牧の街中にどーんと王子製紙の工場が建っている様子が海の上からだとこんな感じに見えます。

 

港の入口に近い所に、タグボートが並んでいます。

北海道の海の玄関口、苫小牧。大規模な内陸掘り込み港湾で、この広々とした港には大小さまざまな船が出入りしています。北海道は他県に繋がる道路が無いので船の重要性は高く、札幌から一番近い太平洋側の港である苫小牧港は最重要港湾ですね。

まもなく着岸します。苫小牧西港フェリーターミナルはバースが3つありますが、太平洋フェリーは真ん中を使用しています。このターミナルは大洗行きの商船三井フェリー、八戸行きのシルバーフェリーと共同で使っていて、毎日夕方には3隻のフェリーがずらりと並びます。

こんな感じになりますよ(これは別の日に苫小牧港南埠頭から撮影したもの)

なお、苫小牧を発着するフェリーのうち新日本海フェリーだけは、この西港ターミナルではなく20kmほど離れた東港周文ターミナルの発着ですのでお間違えのないように。

名古屋を出港してから40時間。定刻の1100に、遂に苫小牧港に着岸、1330kmの船旅が終わりましたー。お疲れ様でした。

「いしかり」ともここでお別れです。ありがとう、楽しかったよ。

苫小牧西港フェリーターミナルの出港案内。4ヶ国語表示になっています。

 

フェリーターミナルからは、苫小牧駅前、札幌、新千歳空港へと向かうバスがそれぞれ出ています。私は新千歳空港行きに乗って帰ります。

 

40分ほどで新千歳空港に到着します。40時間も船に乗った後だと、40分なんて本当にあっという間です。

旅の締めは弟子屈ラーメンです。鮭冬葉塩ラーメンを啜りました。

あー旨い。北海道に帰ってきたーって感じですねぇ。弟子屈ラーメン食ったの今回が初めて

 

 

 

というわけで、これにてシリーズ『太平洋フェリー「いしかり」名古屋~苫小牧1330kmの船旅』および『2017.3.14~17 名古屋旅行記』の連載は終了です。ありがとうございました。