【搭乗記】春秋航空日本832便 千歳✈成田
2020.3.22朝、今回も旅のスタートは新千歳空港。
しかし今回はスカイマークじゃありません。流石に直前予約ではスカイマークは運賃がそこまで安くはないですからね(と言ってもエアドゥよりは全然安いのだが)。
LCCで東京に行こうとすると選択肢は3つ。ピーチ・ジェットスター・そしてスプリングジャパンです。スプリングジャパン(春秋航空日本)は中国LCC春秋航空の日本法人で、日本のLCCでは唯一A320ではなくB737-800を使っています。
今回は一番安かったこのスプリングジャパンで成田まで飛びました。
CTSのIJチェックインカウンターはピーチの隣。
このエアライン、持ち込み手荷物と預け手荷物の合算重量が測られるのでギリギリな人は注意しましょう。
保安検査もこのご時世なのでそんなに混んでおらずすんなり通過。待合室をウロウロしながら搭乗開始を待ちます。
出発20分前、窓側席から搭乗開始。私は窓側が好きなので窓側を指定しました(指定料金400円)。いちいち金がかかるのはアレですが、春秋日本に乗るならこの400円はめちゃくちゃ大事です。
画像は春秋公式サイトより
ここでシートマップをご覧ください。前方座席の左右を見比べて何かおかしいと思いません?左右でシートピッチが異なっているんですよこれ。値段が同じ座席なのに、右のほうが明らかに広い。これはシートマップが狂ってるわけではなく、実際の座席もこうなっているので、金をケチりつつ快適に過ごしたい人は前方右側の座席を取りましょう。
私が座った前方右側の座席。スカイマークとも遜色ないシートピッチである。
一方の左側はというと、いかにもLCCな詰め込み座席。400円をケチって座席を指定しないで乗るとこちらに振られてしまうぞ!
6〜7割程度席が埋まったところでドアクローズ。定刻で新千歳空港を出発しました。
春らしく19Rからの(南風に乗って南方向に)離陸。
眼下に広がるは早くも雪が解けきって荒涼とした苫小牧の大地。
太平洋上に出ると、仙台から苫小牧へと向かう太平洋フェリー・苫小牧から八戸へ向かうシルバーフェリーの姿が見えました。こんな穏やかな海の上を征くフェリーはさぞかし気持ちよかろう…乗りてぇ…*1
そして雲の上へ。とても快適な空の旅です。
水平飛行もそう長くはなく、成田へ向けてぐんぐん降下します。
千歳以外の空港に降りていく時はだいたい「ここどこだろう…」ってなるんですが、茨城のこの海岸線とサッカースタジアムは手元に地図が無くとも「ああ鹿島だわここ」と理解できましたね。
そして着陸間際の揺れは何度体験しても冷や汗が出ます…春風吹き荒れる成田空港は着陸前にめちゃくちゃ揺れる。途中まで頑張って写真撮ってたけど流石に無理だった。
1回で決めてくれ機長〜!!!と祈る。
ゴーアラウンドすることなく、1回で無事に着陸してくれました。ありがとう機長。
成田空港第3ターミナル164番スポットに到着。
T3は、いかにもLCCターミナルって感じの簡素な造りで、清々しさを感じますね。
というわけで、私はLCCは好んでは乗らないスカイマークオタクですが、最安価格なくせしてシートピッチ広めの席に座れる春秋日本は、また急に首都圏に飛ばなきゃならなくなった時には使おうと思いました。
*1:まぁこの後フェリーは乗るんですけどね