なにもしてないのにパソコンが壊れた
※この記事は、正常に動かなくなったパソコンをどう動かせるようにしたかという経緯をふんわり書いたものであり、パソコンが壊れて困っている方に対してのアドバイスにはあまりならないものです。パソコンが正常に動作せずお困りの方は、症状をGoogle先生に相談してなんとかしてください。私は情報分野に関しては専門家じゃないのでよくわかんないです。
「なにもしてないのにパソコンが壊れた」
というのは、よく情弱の決まり文句としてバカにされている言葉でありますが、実際パソコンというのはウイルスに感染させてしまったとかハードウェアをぶっ壊したとかそういうことを起こしていないにも関わらず突如として正常に動かなくなったりするものなのであります。
先日、私が去年から使用しているHPノートブック(Windows10)が突如としてイカれまして、見る者の顔をも青く染め上げるブルースクリーンを表示しては延々と再起動を繰り返すというヤバイ状況に陥ったのであります。
いや、思い返せば前兆はあった。何故かアクションセンターが開かなくなっていたような気がする。しかし特にそれ以外に目立った不具合は無く、時々フリーズしては強制終了させている程度だったので特に重く受け止めることなく使用を続けていました。
過去をアレしても仕方がないので、とりあえずセーフモードで起動してデータを救出後、システムの修復だの初期化だのいろいろとポチポチしてみたものの回復には至らず、リカバリーディスクを光学ディスクドライブにぶち込んだもののリカバリーすら失敗し、さてこれはちょっとかなりやべぇぞと思いながら必死にググり続け、パソコンの蓋を開けてメモリを抜き差ししたりしてみて*1、それでもリカバリーはうまくいきません。
おいおいおい死んだわコイツとか思って復旧断念を考えるも、流石にたった1年しか使っていないノートパソコンを 捨てるのはもったいなさすぎるし、ハードウェアがぶっ壊れたような音も聞こえないし、ソフトがイカれてるだけ*2でちょっと別のOSを動かしてみたら動くんじゃね?とか思って、なんかその辺に良いOS転がってないかなーって探して引っ張ってきたのがChaletOSとかいうやつです。
LINUXとかubuntuとかいう言葉は以前*3からちょこちょこ耳にしていたものの、なんとなく玄人向けの情弱にはとっつきにくいOSというイメージがあったのですが、まぁわからんくなったらググればいいやという情弱根性でやってみることにしました。
家にあった正常なPCでChaletOSのisoファイルをダウンロードし、これをディスクに焼くソフト*4でDVD-Rに焼いて、リカバリーが途中で止まったため起動すらしなくなったPCにえいっと突っ込んだところ
動いたー!!!!
と喜んだものの、OSのインストール途中でなんか変なエラーが出て止まってしまう。
これも対処法をいろいろ調べ、いろいろやったもののなっかなかうまくいかず、やっぱり情弱にLINUXとか無理だったんだーとか思ってたら、boot-repairなる大変便利なツールを使ってみたら一発で解決してしまいました。
こうして私は、なにもしてないのに壊れるWindows10とかいうクソと決別し、LINUXと生きていくことになったのであります。
ChaletOSは、ubuntuの派生OSなので、使っていてよくわからなくなったことがあったらubuntuの情報を検索してそのとおりにやれば大抵なんとかなります。
使い心地については、Windowsより良いです。まぁ、Windowsならすべてマウスでカチカチして終わるような作業で、毎回毎回ターミナル*5を立ち上げてコマンドを入力していかねばならない点が面倒といえば面倒ですが、慣れてくると結構面白くなってきますよ。
Windowsで愛用していたアプリケーションの数々は使えなくなってしまったりしてますが、代わりはいくらでも居そうなのでなんとかなりそうです。これも慣れるまでがアレですが…
ということで、これを読んでもChaletOSとはなんぞやってこととか導入方法とかよくわからなかったと思います。丁寧にわかりやすく解説しているサイトがたくさんありますから、そちらを自分で調べて見に行ってください。ググってその通りに対処していくだけの情弱がそこまで良い解説を書けるわけゃないんです。というか、そんな適当な対処でOSをインストールできちゃうって事実には私自身も驚いています。
皆さんにWindowsとかいうゴミカスなんか捨ててLINUXの世界に来ようぜ!とか言うつもりは更々ありませんが、不具合が多発して困っているとか、パソコンが起動しなくなって困っているという方に、こんな解決方法もあるんだよと教えてあげたかった。というのは建前で、今回の経緯を自分で忘れないよう記録しておきたくて書いた記事でした。