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あにょりもっも

気まぐれ旅行記みたいなものを目指したなにか

三重県北のナローゲージ その1 四日市あすなろう鉄道

セントレアから高速バスに揺られること1時間半。やってきたのは…

四日市!!!

 

正面に見えている近鉄の駅ではなく、画面右側の高架下にひっそり構えている「あすなろう四日市駅」とかいう駅に入りますよ。

駅構内の様子です。

レールの幅が通常より狭いということにお気付きでしょうか。こちらの鉄道のレール幅は762mmしかありません。JR在来線や名鉄などは1067mmで、新幹線や近鉄などは1435mmなので、相当狭いです。狭すぎてATS地上子がレール間ではなく外に飛び出して設置されているほどです。

 

かつて全国各地に存在した762mm軌間軽便鉄道でしたが、輸送力の小ささ故に通常の鉄道よりも自動車に負けやすく、日本国内に現存する普通鉄道路線は黒部渓谷鉄道、三岐鉄道北勢線、そしてこのあすなろう鉄道の3つのみです。

ホームの端には信号機が。

速度制限標識は、まるで自動車用のようなものが使われています。

 

電車がやってきました。レールが狭いので車体も小さく、運転台は中央です。

 

新しい電車のように見えますが、床下からはしっかりと吊り掛け駆動特有の唸りが聞こえます。この電車はリニューアル工事を受けており、車内は新車の香りがしました。

日永駅で下車しました。

この狭軌鉄道は、長らく近鉄の路線として歩んできたのですが、敷かれた当初は低予算でできた狭軌鉄道も今となっては特殊になってしまい、採算性がよろしくないとして近鉄はバス転換を提案していました。しかし四日市市は鉄道存続を希望し、四日市市が線路を保有、運行は新たに発足した四日市あすなろう鉄道という会社が行うことになりました。

 

次の電車まで時間があるのでちょっと駅周辺を散歩です。

堤防の上の狭い道と、狭い線路が交差する踏切。良い雰囲気です。

木製の枕木に犬釘で留めるという伝統的な線路。架線柱の門が異様に狭く、この鉄道の特殊さを実感します。

こちらは大規模リニューアル工事を受けていない電車。1両ずつ色が違って面白いです。

先程乗った電車が折り返して戻ってきました。

四日市あすなろう鉄道は、四日市駅を起点に内部へ向かう内部線と、西日野へ向かう八王子線の2路線からなり、ここ日永は両者の分岐駅です。先程の新車みたいな電車は八王子線運用に入っていました。

 

駅構内を、猫が横断していきました。長閑な光景です。

帰りはこの電車に乗りました。

座席はまるでバスですね。

ちなみにリニューアルを受けた電車の座席は固定クロスシートのままではありますが背もたれが大きくなりバスっぽさを払拭しています。

これにて四日市あすなろう鉄道の旅はおしまいです。本当はもうちょっと乗りたかったんだけどね、時間が無いんでね、はやく次いかないと…

次回は三重県ナローゲージその2をお送りします。