基幹バス
「基幹バス」とはなんぞや??って話ですが、簡単に言うと「バス化された路面電車」って感じの交通システムです。道路中央にバスレーンと停留所(通常の路線バスよりも停留所の間隔は広め)を設け高頻度高速運転を行うというもので、地下鉄を掘るほどでもないけどバスじゃちょっと足りないでしょっていう地区に、路面電車の代わりとなる交通機関として導入されたようです。名古屋市交通局と名鉄バスが共同で運行し、わかりやすいように基幹バス特別塗装車で運行されています。
一番右の車線が「基幹バスレーン」です。そして路面電車停留所のように道路の真ん中にバス停の島があります。
これはなかなかに新鮮な光景ですな。
それでは早速乗りましょう。なんかちょっと遅れてきましたが、まぁバスですし仕方ないですね。市バスのすぐ後ろに名鉄バスがぴったりくっついてますね。
このバスに乗りました。バスはずっとバスレーンを走っていきます。乗客はそれなりに多く、立客も出ている状況でした。
バスから前を見るとこんな感じです。
んんーーー。バスレーンが右端車線なので、右折車線よりも右に直進車線が来るというなんじゃこりゃ状態でございます。これは流石に危ないので、この区間は基本的に方向別の矢印信号のみで交通整理されているようです。
途中、サイレンを鳴らした救急車とすれ違いました。救急車もバスレーンを走行していました。なるほどそんな使い方もあるのか…
私は、古出来町というバス停で下車しました。いつの間にか市バス・名鉄バス・市バス・名鉄バス と4台が連なっていました。
すごくBRTみのある光景。しかしやはりバス、バスレーンの無い区間での遅延や、乗降での遅延があって、どうも高速輸送システムにはなれていない模様。
こうして見ると、路面電車に近い乗り物であることがわかります。路面電車の良い面も悪い面も取り込んでしまったようなそんなバスです。
で、基幹バスを降りてから普通の市バスで大曽根方面に出ようと思ってたんですが、基幹バスが遅れてくれたおかげで見事に置いてけぼりに。仕方なくナゴヤドーム前矢田駅まで歩くことにしました。ところで歩いていて気付いたんですが
コンクリート舗装だ!!!!!!!
名古屋って結構コンクリート舗装が多いみたいですね。戦車でも走るのかよ!?*1ってびっくりしました。
そんな道をナゴヤドームや三菱電機の工場を眺めながら歩いていくと、案内軌条式鉄道の高架橋っぽいものが出現。これに沿って歩くと