あにょりもっも

気まぐれ旅行記みたいなものを目指したなにか

戦車道路(千歳C経路)

名古屋に行ってコンクリート舗装道を見た時に、私はちらっとこんなことを言いました。

*1:筆者の地元、北海道千歳市には、戦車等が走行するための駐屯地と演習場を結ぶコンクリート舗装道がある

基幹バス - あにょりもっも

 東千歳駐屯地と北海道大演習場との間およそ10kmの一般道路が、自衛隊装軌車両に対応したコンクリート舗装道路となっていて、住宅街の中を戦車が堂々と走行するという凄まじい光景を見ることができるのです。「C経路」と呼ばれるこれは、地元住民の間では「戦車道路」と呼ばれています。もともと市街地を避けて造られたはずだったんですが、千歳市の発展に伴って沿道には住宅が立ち並ぶようになってしまいました。

 

あー、そういえば地元な割にちゃんと撮影とかしたことなかったなぁ…って感じだったので、3月29日に、名古屋旅ブログ執筆の休憩がてらこっそり戦車撮影に出かけました。

 

まず、この道路は何時行っても戦車が走っているわけではありません。戦車の走行情報を調べてから行かないとダメなのですが、戦車の走行情報なんてそんな簡単に掴めるもんなのか…??

と思うでしょ?市民生活にも大きく影響を与える戦車の公道走行に関しては、射撃訓練の実施予定などと一緒に千歳市のホームページに掲載されています。

陸上自衛隊 - 北海道千歳市公式ホームページ - City of Chitose

<平成29年3月29日通行分>

  1. 日時   平成29年3月29日(水)8:30~11:20
  2. 通行方向  北海道大演習場→東4線→市道南28号→国道337号→祝梅根志越線→東千歳駐屯地 
  3. 通行車両  90式戦車×30両、90式戦車回収車×2両、73式装甲車×9両、地雷原処理車×1両、91式戦車橋×1両

 ここまで載っています。この文字列を見ただけで興奮してしまいますねーこれ。

 

この情報を元に、この日は早起きし…ようと思ったんですが早起きに失敗し、この道路まで一番楽に歩ける駅であるサッポロビール庭園駅に到着した時には0930になっていました。

サッポロビール庭園駅の、サッポロビール庭園じゃない側に出て、長都方面へと歩いていきます。

ここを歩いている間にも、もう90式戦車の独特な走行音が聞こえてきます。ちょっと望遠してみると

あ、居ますね、戦車。

 

全ての戦車が通過してしまう前に、戦車道路までたどり着かなくては。

道東自動車道を潜り、更に進むと、新興住宅地が見えてきます。

サッポロビール庭園駅から約1km、セイコーマート長都みどり台店に到着しました。ここがC経路に三箇所だけある戦車が交差点を曲がるポイントの一つで、JR千歳線の各駅から最も近いポイントになります。

交差点には戦車を誘導するため自衛隊員が立っています。すこしわかりづらいですが、戦車が走行する部分は舗装が違います。アスファルトではベコベコになってしまうので、コンクリート舗装になっています。

そして、こんな車両がゆっくり走ってきました。これが先導車のようです。

 

そして…

90式戦車です。すごい平然と走ってますけど90式戦車ですよこれ。

 

1両が通過していったかと思ったら、後からどんどん戦車がついてきます。

わぁあ、ゎあ!?とか言っているうちに次々に目の前を通過していく戦車たち。

 

通過していくのは90式戦車だけではありません。こちらは73式装甲車。

90式戦車と比較すると小さくて可愛らしい印象です。

 

そして、この車列の最後にやってきた車両は、ひときわ存在感を放つこれでした。

91式戦車橋です。すごい煙を上げて唸りながら通過していきました。

 

このトラックが車列の最後尾です。

自家用車でこの道路を走っている時に、前方にのろのろ走るこれが居たら、違う道に行ったほうがいいかもしれないですね。

 

これで終わりじゃあありません。10分ほど待つと、また先導車が現れました。

今度は9両いるようです。

本当に目の前を戦車が通過します。すっごい迫力です。駐屯地イベントでも動く戦車にここまでは近づけないですよ。

続々と通過していく戦車。

戦車は公道を走行する際に路面保護のためゴムパッドを装着しているのですが、このゴムパッドの跡がすごいです。なおコンクリート舗装のため見た感じやばそうですが大きなダメージは入っていません。

 

最後に、こんな車両がやってきました。

90式戦車回収車です。

これが通過すると、交差点に立っていた交通整理隊員が撤収しました。この日はこれが最後尾でした。

 

とまぁこんな感じで、1020頃には、セイコーマート前を最後尾が通過しちゃいました。ここからゆーっくりと1時間ほどかけて駐屯地へ向かったのでしょう。

 

というわけで、皆様も千歳に来る際は、戦闘機ばっかり見てないでたまには戦車でも見ようぜ!!!楽しいよ!!!!っていう話をしたかった記事でした。

最後に、私がスマホで適当に録った適当な動画を載せておきますね。

【乗船記】太平洋フェリー「いしかり」名古屋~苫小牧1330kmの船旅⑫ 苫小牧到着

長かった船旅もいよいよフィナーレです。

こんなに長く乗っていると、降りるのが名残惜しくなりますね。最初のほうはあんなに嫌そうな顔してたのにな。

うっすらと、北海道の山々が見えてきました。

 

函館沖~苫小牧沖まで真っ直ぐ進む間、陸から距離が離れるので携帯電話の電波が届かなくなります。でも、ここ以外は千葉県沖からほぼずっと電波状況は良好でした。docomoすげぇ。

 

正面に見える特徴的な形の山は、樽前山ですねー。

一番最初に見えた北海道の建物は、日本製紙白老工場でした。

波が穏やかで、航跡が綺麗です。昨日からこうだったら良かったのに…

雄大な景色の中で煙を上げる製紙工場

樽前山は頂上の溶岩ドームがチャームポイントの活火山です。北海道の空と海の玄関口をすぐ近くで見守るこの山がもし噴火したら北海道は大変ですね。

苫小牧の街が見えてきました。

苫小牧入港前に、苫小牧から出港して八戸に向かう川崎近海汽船シルバーフェリー「シルバーエイト」とすれ違いました。ファンネルにKの文字が入った川崎近海汽船の貨物船はこの航海中何度か出会いましたが、この会社は苫小牧~八戸でフェリーも運航しています。来年6月に室蘭宮古の新航路が開設される予定だったりします。

苫小牧が近付くと、船は減速します。

苫小牧の街中にどーんと王子製紙の工場が建っている様子が海の上からだとこんな感じに見えます。

 

港の入口に近い所に、タグボートが並んでいます。

北海道の海の玄関口、苫小牧。大規模な内陸掘り込み港湾で、この広々とした港には大小さまざまな船が出入りしています。北海道は他県に繋がる道路が無いので船の重要性は高く、札幌から一番近い太平洋側の港である苫小牧港は最重要港湾ですね。

まもなく着岸します。苫小牧西港フェリーターミナルはバースが3つありますが、太平洋フェリーは真ん中を使用しています。このターミナルは大洗行きの商船三井フェリー、八戸行きのシルバーフェリーと共同で使っていて、毎日夕方には3隻のフェリーがずらりと並びます。

こんな感じになりますよ(これは別の日に苫小牧港南埠頭から撮影したもの)

なお、苫小牧を発着するフェリーのうち新日本海フェリーだけは、この西港ターミナルではなく20kmほど離れた東港周文ターミナルの発着ですのでお間違えのないように。

名古屋を出港してから40時間。定刻の1100に、遂に苫小牧港に着岸、1330kmの船旅が終わりましたー。お疲れ様でした。

「いしかり」ともここでお別れです。ありがとう、楽しかったよ。

苫小牧西港フェリーターミナルの出港案内。4ヶ国語表示になっています。

 

フェリーターミナルからは、苫小牧駅前、札幌、新千歳空港へと向かうバスがそれぞれ出ています。私は新千歳空港行きに乗って帰ります。

 

40分ほどで新千歳空港に到着します。40時間も船に乗った後だと、40分なんて本当にあっという間です。

旅の締めは弟子屈ラーメンです。鮭冬葉塩ラーメンを啜りました。

あー旨い。北海道に帰ってきたーって感じですねぇ。弟子屈ラーメン食ったの今回が初めて

 

 

 

というわけで、これにてシリーズ『太平洋フェリー「いしかり」名古屋~苫小牧1330kmの船旅』および『2017.3.14~17 名古屋旅行記』の連載は終了です。ありがとうございました。

 

【目次】

①乗船~出港

②夕食(一回目)

③寝台

④船体動揺

⑤茨城~福島沖

⑥仙台寄港

⑦夕食(二回目)

⑧仙台出港

⑨第二夜

⑩青森沖

⑪朝食

⑫苫小牧到着 ←イマコマイ

【乗船記】太平洋フェリー「いしかり」名古屋~苫小牧1330kmの船旅⑪ 海上の優雅なティータイム

この船旅の最後の食事も、結局レストラン「サントリーニ」ではなく、軽食スタンド「ヨットクラブ」です。ヨットクラブだいすき。

ところで、このヨットクラブ、「本日のコーヒー」「本日の紅茶」とか言ってコーヒーと紅茶を日替わりにしています。3日間乗っても飽きないようにしているわけですね。

これが一日目(3月15日)

これが二日目(3月16日)

そして三日目3月17日がこれ。

ダージリン」「オレンジペコ」「アッサム」ってこれどっかで見たことあるような組み合わせですわね……ちなみに、この太平洋フェリーは大洗には行かないですわよ。大洗に行くのは商船三井フェリーですわ。間違えないように注意するんですのよ!

アッサムティーを頂きました。

ホットケーキとセットで570円です。

ホットケーキもふかふかで美味しゅうございましたですわー

 

雲が取れて、すっきりと晴れましたー。しかし船旅はもうすぐ終わってしまいます。苫小牧が迫ってきました。

 

【目次】

①乗船~出港

②夕食(一回目)

③寝台

④船体動揺

⑤茨城~福島沖

⑥仙台寄港

⑦夕食(二回目)

⑧仙台出港

⑨第二夜

⑩青森沖

⑪朝食 ←イマココ

⑫苫小牧到着

【乗船記】太平洋フェリー「いしかり」名古屋~苫小牧1330kmの船旅⑩ 青森県沖の朝

おはようございます。船は青森県沖まで進みました。

日の出時刻を案内してくれています。日の出を拝みたい方は参考にしてください。

東の空が明るくなってきました。が、東の空には雲が…

雲に阻まれつつも、朝日の幻想的な赤い輝きは伝わってきます…思ってたのとちょっと違うけど…

 

東の空の本物の太陽は綺麗に撮れませんでしたが、この直後に西側に綺麗な太陽が出現します。

苫小牧港を深夜に出発した、大洗へ向かう商船三井フェリーさんふらわあ だいせつ」です。こちらの船、以前苫小牧沖で車両甲板火災があり、あの時はあのまま引退してしまうのでは…なんて思ったのですが、この通りすっかり修復されて復帰しています。苫小牧~大洗航路に就く前は九越フェリーの「ニューれいんぼうらぶ」として、室蘭~直江津~博多という長大航路に就いていた船です。

(火災事故の後、痛々しい姿で室蘭港に帰ってきた「だいせつ」。この後、函館どつくにて修理された)

 

朝のひんやりした風を浴び、曇り空の下を航行する「いしかり」。

ずっと外に居ると冷えてしまうので、朝風呂を浴びた後は展望通路で海を眺めながらくつろぎます。

海を見ながらくつろいでいると、遠くにちょっと変わった形の船影を発見。慌てて外に出ます。

あ!?あれイージス艦じゃね!?!?

遠くてはっきりとは見えませんでしたが、おそらく海上自衛隊こんごう型イージス艦DDG-174護衛艦「きりしま」でしょう。舞鶴から横須賀へ帰る途中だったようです。

 

津軽海峡の出入口に差し掛かりました。津軽海峡は大型の貨物船が行き交う国際海峡です。新日本海フェリー敦賀→苫小牧に乗ると、大型の貨物船を次々と追い越していく楽しい体験が出来たりしますよ。津軽海峡フェリー青函フェリー津軽海峡を渡るのも良いですよね。

昨日よりも天気が悪いように見えますが、波は昨日よりずっと穏やかです。全く揺れを感じないですが、窓と水平線を見比べているとそれなりにピッチングしてます。どうやら船に揺られすぎて感覚がおかしくなってきたようです。

 

【目次】

①乗船~出港

②夕食(一回目)

③寝台

④船体動揺

⑤茨城~福島沖

⑥仙台寄港

⑦夕食(二回目)

⑧仙台出港

⑨第二夜

⑩青森沖 ←イマココ

⑪朝食

⑫苫小牧到着

【乗船記】太平洋フェリー「いしかり」名古屋~苫小牧1330kmの船旅⑨ 第二夜

船は仙台を出て、再び北へ向かって進み始めました。まだ小さく揺れてはいますが、さっまでの大揺れと比較するとずいぶんと穏やかになり、今夜は快適に過ごせそうです。

 

太平洋フェリーは、長い長い乗船時間、乗客を飽きさせないよう、船内で様々なイベントが開催されます。中でも、えっ?カーフェリーでこれやるの!?って感じなのが、これではないでしょうか。

船体後方のラウンジで毎晩開催されるラウンジショー。昨夜は見に行かなかったですが今夜はちょっと覗いてみました。

フェリーの中とは思えないですね、これ。ほんとに豪華客船に乗ってる気分。しかも入場は無料ですからね。出入りは自由なので興味が無い人もちょっと覗くだけ覗いてみるのも良いですよ。

なお、船体の一番後ろなので、前ほどではないにしろ結構な揺れが来ます。でもピアニストは全く動じません。慣れてるんだろうなぁ。

これは使っていない時間帯のラウンジ「ミコノス」の様子。中央にはスクリーンがあり、ここで映画を上映したりしています。結局一度も映画見なかったけど。

このフェリー、実はピアノを2台も設置しています。1台はラウンジ「ミコノス」、そしてもうひとつは、軽食スタンド「ヨットクラブ」の目の前です。

こちらでは、仙台・苫小牧入港の1時間前くらいに、ミニコンサートが開かれていました。ピアニストはラウンジショーと同じ方でした。

 

 

…だんだんと、こんな豪華な船にすごい格安なお値段で乗ってるのが申し訳なくなってきました。ちょっとお布施がてら乗船記念品を買うことにしました。太平洋フェリーの売店には、お土産品や日用品の他に、太平洋フェリーオリジナルグッズが置いてあります。私は太平洋フェリーテーマソング「海上のシネマ」のCDを購入しました。

船内では出港前・入港前にインスト版が流されています。この曲は以前はよくテレビCMでも流れていたので、私にとってはかなり馴染み深い曲です。「二人を結ぶジャンボフェリー」と同じくらい頭に響く曲です。

 

…昨夜~今朝にかけてぐっすり、いやぐったり寝たせいで、あんまり眠くなりません。何度か目を覚まして船内を徘徊していました。

船内設備の写真は実はこの時に撮ったものが多かったりします。

深夜に静まり返った共有スペースで過ごしている人は何人か居ました。こういう過ごし方も良いなぁとかなってきますけど、何度も言いますが寝不足は一番の船酔い誘発方法です。夜更かしはほどほどにしましょうね。洋上で朝日を見たいし。

【目次】

①乗船~出港

②夕食(一回目)

③寝台

④船体動揺

⑤茨城~福島沖

⑥仙台寄港

⑦夕食(二回目)

⑧仙台出港

⑨第二夜 ←イマココ

⑩青森沖

⑪朝食

⑫苫小牧到着

【乗船記】太平洋フェリー「いしかり」名古屋~苫小牧1330kmの船旅⑧ 仙台出港

まもなく1940になります。苫小牧に向けて、仙台を出港します。

このフェリーには、船首と船尾に横向きのトンネルがあって、その中に横向きのプロペラが付いています。この機構はサイドスラスターと呼ばれていて、これによって自力での横移動やその場での回転など、通常のスクリューと舵だけでは不可能な動きを可能にしています。しかし、仙台港という港は、200m級の船にとっては狭く、自力での方向転換は流石に危険です。では、陸側に頭を向けて停まっているこの船は、どうやって出港するのでしょう。

出港前に、フェリーにタグボートが繋がれました。タグボートというのは、大型船の離岸・着岸を補助するための船で、小柄な船体に大馬力機関を備えていて、自分よりかなり大きな船を軽々と押したり曳いたりできます。青函連絡船では「補助汽船」と呼ばれていたそうです。

(これは別の日に苫小牧港で撮影したタグボートと、護衛艦の離岸作業の様子)

最近のフェリーや客船は大抵サイドスラスターを備えており、タグボートで押されたり曳かれたりしているのは基本的に我々が乗れない貨物船や軍艦などです。しかし、仙台港のような狭い港ではフェリーでも離岸時にタグボートに曳かれる体験が可能なのです。あとはまぁ沖で機関が故障して漂流した時なんかもタグボートに曳航されるんでしょうけど、そんな体験はしたくないですね。

1940、岸壁をゆっくり離れた船内に軽快な音楽が流れ、その音楽に合わせるようにタグボートがぐいぐいとフェリーを引っ張りはじめます。全長約200mの「いしかり」がゆっくりと方向を変えます。

150度くらい回ったところでロープが切り離されます。フェリーはそのまま惰性で180度まで回り、船首が港の出口のほうを向きました。

タグボートさんありがとうございました~。

約3時間滞在した仙台港に別れを告げ、フェリーは苫小牧へ向けて暗闇の太平洋に出ていきます。

流石に寒くて暗い中でこの出港作業を見物している乗客は私だけでした。この航路に乗る機会があったら皆さん是非仙台出港作業ちょっと見てみてください。面白いので。でもこれ見物するなら昼間出港の名古屋行きのほうがいいかもね。

【目次】

①乗船~出港

②夕食(一回目)

③寝台

④船体動揺

⑤茨城~福島沖

⑥仙台寄港

⑦夕食(二回目)

⑧仙台出港 ←イマココ

⑨第二夜

⑩青森沖

⑪朝食

⑫苫小牧到着

【乗船記】太平洋フェリー「いしかり」名古屋~苫小牧1330kmの船旅⑦ 二回目の夕食

昨日からずっと入れていなかった船内レストラン「サントリーニ」。しかし、この船に乗ってこのレストランを一度も利用しないというのはちょっとやっぱり良くない。そして今日は朝から乳酸菌飲料とお菓子とお茶と水とさっきのメロンパンしか口にしていなくてめちゃくちゃ腹が減っている。

レストラン「サントリーニ」の出番がやっと来ました。

出港70分前の1830にディナーの営業を開始。入り口で2000円払って中に入ると、美味しそうな料理が並んでいます。

このレストランはバイキングスタイル。好きな料理を好きなだけ楽しめます。

この日のメニューは、豆乳炊き餃子、きのこあんかけハンバーグ、ぶりの唐揚げなど。小さなシュークリームやガトーショコラ、アイスクリームもありました。中でも一番はやはりステーキ。牛脂注入肉のステーキ。あれがとてもおいしい。ちらし寿司なんかもありましたね。

レストラン内はこんな感じで広々としています。多客時にはここも大混雑するんだろうなぁ。

この割り箸の袋のデザインすき

 

優雅に海…ではなく次々と船に積み込まれていくトレーラーを眺めながら食事していると、船内放送でなにか金属を打ち鳴らすような音が流されます。銅鑼の音です。出港30分前と15分前に鳴ります。その後に船内放送で「只今の銅鑼は…」とか説明するまでがセットです。

 

食事を終えたら出港見物です。仙台の出港は絶対見物すべきです。見物してる人ほかに居なかったけど!!

【目次】

①乗船~出港

②夕食(一回目)

③寝台

④船体動揺

⑤茨城~福島沖

⑥仙台寄港

⑦夕食(二回目) ←イマココ

⑧仙台出港

⑨第二夜

⑩青森沖

⑪朝食

⑫苫小牧到着